1/03/2015

御犬様 (2015 Dogs of the Dow)

今年もログしておきます。

2015 Dogs of the Dow


[ 2001年以降の御犬様一覧 ]

N/Y 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
1 MO EK MO MO SBC GM PFE C BAC T T T T T T
2 EK MO JPM SBC GM T VZ PFE GE VZ VZ VZ VZ VZ VZ
3 GM GM GM T MO VZ MO GM PFE DD PFE MRK INTC MRK CVX
4 DD JPM EK GM MRK MRK T MO DD KFT MRK GE MRK INTC MCD
5 CAT DD SBC JPM VZ MO C VZ AA MRK KFT PFE PFE PFE PFE
6 JPM CAT DD MRK JPM PFE MRK T T CVX JNJ DD DD MCD GE
7 IP SBC HON DD C C GM DD VZ PFE INTC JNJ HPQ CVX MRK
8 SBC IP GE C DD DD DD JPM MRK MCD DD INTC GE GE CAT
9 XOM MRK CAT GE PFE JPM GE GE JPM HD MCD PG MCD CSCO XOM
10 MMM XOM T XOM GE GE JPM HD KFT BA CVX KFT JNJ MSFT KO

AT&TとVerizon Communicationsが不動のワンツー。個人的には製薬を欲しているので、PfizerとMerckが注目企業になりますね。



ものはついでに、ダウ平均 vs 御犬様連合で比較すると、

[2014.01.01 - 2014.12.31] [2010.01.01 - 2014.12.31]
補足としてDOD (ELEMENTSSM "Dogs of the Dow" Linked to the Dow Jones High Yield Select 10 Total Return IndexSM) はETNで無配、^DJIは配当考慮していないグラフです。^DJI = SPDRのDIAとして分配金を考慮すると、

  • 2014.01.01 - 2014.12.31では、DIA = 10.7% vs DOD = 11.18%
  • 2010.01.01 - 2014.12.31では、DIA = 89.9% vs DOD = 122.53%

となりますので、実際のリターン差はもう少し縮まりますが、まずまず悪くないと思えますね。

ただし、投機商品利用の悲しい性として、お高いFee分以上は確実に劣ります。自前で組める環境 (手数料・課税条件) であれば、そこそこ使える戦略と言えそうです。


12/23/2014

どうでもいい小ネタ

睡眠確保は譲れないので、寄り引けトレードをメインにしている都合、朝一布団でトレードの為に起きるかどうかスマホでチェックをするわけです。大体、夏時間はAM 4:00頃、冬時間はAM 5:00頃。

そのついでに頭の体操として、^RUTの1~3ヶ月程度のATMボラを計算してみたり (朝から何やってんだか) 。もちろん簡便且つ、短い期間なので考慮する項目が少ないBrenner - Subrahmanyam Formulaで。


σ atm  C∨P atm 2 π S T    C∨P atm ・・・ Premium 
     S ・・・ Underlying Asset Price


これを変形して、自分の思うIVから大体のプレミアムも出せて結構便利です。イヤまてまて、一体自分の思うIVってなんやねん。と、いう事はさておき。



オプションからもうひとネタ。

下端のLeaps Put Longで放置している、Wisdomtree DXJが、、、



何コノ分配金?為替ヘッジ益?


そこまではどうでも良いお話だったのですが、、、



ストライク・プライスをイジられるなんて。。朝起きてのっけから、ポルナレフ状態だったりするww


12/18/2014

おいくらほど?

チョット古いネタ。これはお安いペナルティですねぇ。


105億円の利益はどこから? | 九条清隆 相場観と金融工学

105億円はどこから出てきたかといと、そうした「一見完全に日経平均に連動しているように見えるファンド」保有者が被っているわけです 。ばかげているのですが、保有者が損をしていることを認識していないことが最大の問題なのです。

賢明な方々は一顧だにしないようで、この不都合についてブログ等の発信はありませんね。上の九条氏の苦言と反対に、そういった損失もキチっとトレース (HFの片棒担いで自作自演) しているので、大満足な結果という事でしょう。

それでも、低コスト追及の結果で行き着いた金融商品利用という意味で、気になるのはその乖離を忌避する代わりに払うコスト、ハテそれは如何ほどかと。

見当ったリテールが参加可能な投信と、上場投信(ETF)で5兆ぐらいの資産。統計データから投信全体で150兆程度の総資産として、リテールの5倍で25兆を日経平均連動型と仮定してみましょう。

そして、うはうはしたアレイオンで105億、その他諸々が更に105億ゴチになったとして210億とすると、

Extra Cost = 210 250,000 = 0.084%
10,000円あたり8.4円?

例えば低廉なコストから、SBIでは人気No.2とされている、ニッセイ日経225インデックスファンドのコストが実質年0.3024%という事なので、同ファンドのホルダーではこの件で、通常払う年間コストの½以上を負担した計算になる気が。

ま、仮定の仮定で、本当はもっと多いか少ないかわかりません。どっちにしても、各人そこそこの額をHFやコバンザメに鴨ネギしたんでしょうね。そう考えると、今後資産残高が伸びるであろう伸びきったゴム的なJPX日経400は、もっと高頻度に臨時配給があるんじゃなかろうか。