11/30/2014

「市場」ではなく「企業」を買う株式投資 (3)

さらに続き。


第2章 高投資収益率企業の定量的特色 (菅原 周一 みずほ年金研究所 研究理事)

第1節 はじめに
第2節 上場企業の過去の投資収益率の大きさと銘柄の分布
第3節 高収益率企業の定量的特色
第4節 投資収益率分布から考える厳選投資の可能性
第5節 厳選投資の可能性と限界
第6節 まとめ



【第2節 上場企業の過去の投資収益率の大きさと銘柄の分布】
1989年12月29日 (大納会) の終値である日経平均3万8,915年87銭を最高値として、日本株式市場は低迷を続けている。 2012年12月の政権交代以降、株式市場は上昇トレンドに転じているが、それでも2013年1月末時点での日経平均株価は 1万2,397円91銭であり、最高値の3分の1以下の水準である。

~ 省略 ~

個々の企業をみると、この間、投資収益率がプラスであった銘柄も少なくない。たとえば、1989年12月末から2013年1月末 の投資収益率がプラスであった銘柄も数多く存在している

~ 省略 ~

対象となる銘柄は、1989年12月時点で上場されていて現在も存続する1,516銘柄であった。これらの銘柄のなかで、 1%以上の累積投資収益率を獲得できていた銘柄は156銘柄で、全体の10%強である。
バルブ崩壊以降からだと長いよねぇ。本書にグラフが出ていますがエグイ結果です。ついでに2000年以降と、2005年以降の投資収益率が高かった30銘柄のリストも出ていますが、等配分で保有していれば、年率換算18.9% , 20.4%と結構なパフォーマンス。

問題は、事前にこれらの銘柄を選び出せるのかということである。
Exactly so.


【第3節 高収益率企業の定量的特色】
高い投資収益率を獲得した企業の特長を確認するために、いくつか代表的な指標と 累積投資収益率の関係を確認する。指標については、いろいろなものが考えられるが、 まず、株式の価値を算出するうえで最も基本となる利益 (株主に帰属する利益である 当期利益に加えて、経常利益と営業利益についても検討) に着目し、株主の提供した 資本である自己資本とこの自己資本を元にして得ることができた利益の比率である ROE (株主資本利益率) を1つの指標として...........

~ 省略 ~

ROE変化幅を計算する際には、株主に帰属する利益を株主が提供した資本の大きさ (自己資本) で割る事が基本であるが、株主に帰属する利益を当期 (純) 利益と すると、一時的な特殊要因により大きく変動してしまう可能性があるので、当期純利益以外に 営業利益と経常利益を用いて分析した。営業利益や経常利益から直接株主に帰属 する利益と関連づけることはできず (たとえば同じ営業利益でも、財務レバレッジの 大きさで株主に帰属する利益の大きさは異なる)、全資本提供者が提供した総資本を 分母としたROAを使うことが考えられるが、本検討では自己資本に着目して、分析 を行っている3


3 増益幅を規模で基準化している。
この後、1989年12月末、1999年12月末、2004年12月末の3期間スタートし、2013年1月末までで以下の検証がなされています。
  1. ROEの変化幅の大きさで10分割した場合
  2. 時価総額の大きさで10分割した場合
  3. 自己資本比率の大きさで10分割した場合
  4. 簿価時価比率 (BP) の大きさで10分割した場合

して、結果のまとめは、
これまでに、代表的な指標として、ROE変化幅、規模、 財務レバレッジ、簿価時価比率を選定して、投資収益率との長期的な関係を確認した。 その結果、株式市場全体の動きと関係なく、プラスの投資収益率を獲得することが 出来そうな指標は、将来の利益をもとに計算 されるROE変化幅のみである。
Q: ど、ど、ど、どうすれば将来を計算できますん?
A: Use your noodle!


【第5節 厳選投資の可能性と限界】
一方、利益関連指標以外の指標として、MSCIバーラ社の日本株式リスクモデルで 採用されているリスクファクターが考えられる。このモデルで採用されている ファクターは、説明力が高く、広く利用されているものである。以下では、 このモデルで採用されているファクターのなかから、代表的な9つのファクター を使い、その後の投資収益率との関係を確認する。
よくプロのファンド関係者の話で登場するやつですね。結果は、
①ボラティリティ ・・・ 安定した関係はなさそうである。
②規模 ・・・ 安定した関係はなさそうである。
③モーメンタム ・・・ 安定した関係はなさそうである。
④売買活況度 ・・・ 明確な関係はなさそうである。
⑤株価相対企業価値 ・・・ 有効なファクターではなさそうである。*下記
⑥金利感応度 ・・・ 有効なファクターではなさそうである。
⑦企業成長度 ・・・ 明確な関係はなさそうである。
⑧財務レバレッジ ・・・ 明確な関係はなさそうである。
⑨海外経済感応度 ・・・ 明確な関係はなさそうである。

以上の結果から、バーラモデルで採用されている代表的なファクターを使い 、少数銘柄による厳選投資戦略に適用することはむずかしいことがわかる。 株価相対価値は最も機能する可能性をもっているが、第3節での分析結果と 比較すると見劣りする。
短期勝負のクロゼット・インデクサー・ファンドは脇に置いて、長期運用する上での答えとして、結局有効そうなのはROEの「変化幅」だという事で。これは重要な意味を持っていると思うんですね。どうやってソレを掴むのか、そこに帰着するわけですが。

ここで気になるのは、上がり済みというか、変化済みを選好し構成しそうなJPX日経400。いうならば、「NYに行きたいか」ならぬ、「JPX日経400に入りたいか」的に努力しそうな企業にフォーカスすると、5~7年タームぐらいで面白い結果がでそうな気がします。

400入りし、2年程度でEXITしていけば、長期とはいえなくても中期投資ぐらいでうま味がありそうなんですが、どうでしょうね。


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11/28/2014

オーバーコンフィデンス通信簿

以前少し書きましたが、ひょっとするとインカム狙いの放棄 → 無限キャピタル化、もしくはインカム狙い継続で国内化を2016年までにするかもしれない状況。そう悪くない時期に組み換え出来るんじゃないかと思ったりしています。未来の事を書くと曲りそうな予感もしつつ。。


現在のポートフォリオを解体してキャピタル化はこれしかありませんね。

Weight Ticker Index  Fee
30% XDEW S&P500 Equal Weight  0.25% (XEQDの場合は0.3%)
20% XWSD MSCI World Cons Staples  0.45%
20% XDEB Equity Low Beta Factor  0.25%
20% XDEQ Equity Quality Factor  0.25%
10% XXSC MSCI Europe Small Cap  0.40%

DCをワールド・スモール一択で打っ込んでいるので、長い目で見れば失うVBR,DLS分も近似的に補完されるし、広い意味で現状の代替案としては満足度が高い気がする。ま、こうやって「何か」を選択とか、「どの程度」割振りしようとしている時点で完全に自信過剰ですねw

キャピタル化の問題点は、思考停止代金として支払うFeeの負担が半端なく増える事で、現状0.088%から約3.5倍も上がります。その差額、オプション売買手数料1年間分より多いではないか......あな恐ろしや。


一方、国内化の場合。

当然そのまま移管出来るワケではないし、同じ銘柄をそっくりそのまま買えません。ただETFを除く、大半の米国とADR銘柄は、NVとしてですが国内からアクセス可能。手続き的にはマネックス辺りに口座を開く手間が発生する。(Sは投機信託+DC用、Rは商品先物・日経オプ用と使い分けしている都合もあって)

コッチの問題はキャッシュ移動。2年積み上げている待機キャッシュのみでは不足するので、預貯金から一時拝借も出来なくないが、何れ国内に戻してこなければならないというのが堪らなく面倒。


どっちを選択しても前途多難ですね。いっそ説明できないくらいの相場に来年なってくれたら、一度EXITしてゆっくり考える事も出来るんですが。

--------

つらつらどうでもいい事を書いたついでに、現状の自信過剰確認。

あの日あの時、XXXを買わずにβ(S&P500) を買えば良かったのか、広範の時価総額高い銘柄順を買えばよかったのか。別に代表と戦っていませんが、暇つぶし的に。


買付日毎のドル建て比較で、年率換算の無い物は組入れ1年以内の銘柄。資源系がなかなかですねぇ。。減産見送りとかなっていますし、アゲインストの風が今後も吹いて更に差が開くかもしれません。
(当然、現時点のpre-marketを見ていない事としてwwwwww)

というか、なんか煙草無双ですね。


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11/26/2014

正しいNISAへの提言()

記事の雑感です。

NISA初年度の総括 | マネーライフ

正直読んでいて、一体誰に向けて発信されているのか又、憂いでいるのかよく判らない内容ですが、
再びNISAキャンペーン
1年前の今頃、NISA制度開始に伴って各金融機関が自社のプライドを賭して、決して他社に渡すまじと既存顧客の囲い込みに躍起となったNISA口座獲得キャンペーンが真っ最中でした。

~省略~

メガバンクでは、リゾート宿泊プレゼントや8万円のグルメギフト券を贈るキャンペーンが実施され、証券会社でも10人に1人が現金1万円をゲット出来るプレゼントキャンペーンを打ち出しています。
初年度7.2% (8万円分下取りだして0.9掛け、税考慮せず) もリターンあるなら、そのキャンペーンがあるメガバンで、短期公社債Fでも適当に買っとけば定期預金より高い確率で良い結果になるし、不見識だろうが別に問題ないんじゃなかろうか。まして、キャンペーンの原資がどこからくるのか考えれば尚。
正しいNISAへの提言
現制度における最大の欠陥と言われる10年の時限や5年の期限を撤廃することは無論です。同時に一般生活者とりわけ預金しか知らない人たちの長期資産形成をあまねく広めるには、NISAをツミタテ投資に限定する、或いはツミタテ投資に対して更に一定の所得控除を認めるなど、少額投資を制度で後押しし、同時に毎月分配型ファンドを思い切って排除するなど、投資対象を長期資産形成目的に絞り込むのです。更には短期売買には10%程度の課税をするなどペナルティさえあっても良いのではないでしょうか。
はいコレ、しゃっちょサン完全にポジショントークですね、期限撤廃は確かにそうかもしれません。

---

例えば今が、1999年12月末だとして。
2000年1月から一念発起し、毎月初に1,000、S&P500を買い付けるように自動ツミタテし、一切口座も見ずに時が過ぎ、何やら世間が騒がしいと2009年2月28日に評価したとしましょう。(全て基軸通貨ベース)

  • 投下:110,000 (2009年2月まで110回×1,000)
  • 評価: 74,918 (分配再投資考慮)
  • 差分:-35,082
Are you sure about this? 手法を信じ、3,345日掛けて32%溶かす簡単なお仕事でしたね。期初110,000一括投入では、評価65,120となるので手法上マシだったという傷ナメトークに花咲かす事は可能となります。いうなら、"含み損に耐える集い" に入信的な。

---

これだけでは身もフタもない話なので次は、2009年2月28日にケツを割らず、2014年10月まで引続きツミタテし、同年10月31日に評価したとしましょう。

  • 投下:178,000 (2014年10月まで178回×1,000)
  • 評価:342,694 (分配再投資考慮)
  • 差分:164,694
プラスです、よかったですね。5,417日、14.8年続けた成果です。

しかしどうでしょう。
毎月1,000を待機資金積み上げ、ツミタテと同様に株価など一切見ずに毎月初にシラーP/Eのみチェックし、15を2連続下回ったらそれまでに積み上げた資金で購入するという超単純な発想で行った場合は、

  • 投下:111,000 (2009年3月に、それまで積み上げた111回×1,000)
  • 評価:357,087 (分配再投資考慮)
  • 差分:246,087
  • 余剰: 67,000 (2009年4月から67回×1,000の待機資金積み上げ)
  • 最終:424,087 (2014年10月31日の内容、S&P500 357,087 + キャッシュ 67,000)
指標が適切か (少なくともVIXを見るよりは適切と思っていますが) は兎も角、10年以上あればそういった機会は必ず発生すると思うんですね。P/E=15割れ1回や3回でも178回自動ツミタテよりはいい結果です。更に次なる機会用キャッシュがしっかり積み上がってますし。

まぁ、しょせん都合よく切り取った バックテスト ですが。


- 閑話休題 -

長期且つツミタテが是であるかどうか、未来を予測するモデルが存在しない以上、過去に基づきリスクを捉え、都合のいい結果 (期待リターン) を予想し、鉛筆舐めてのエイヤで決めたポートフォリオを構成しハッテルに過ぎません。

リスクを最適化する為に、例えば期待リターンのX倍まで短期で買い上げられればEXITするのも非課税口座の有効活用法でしょう。又、IRAの様に柔軟な制度になれば短期売買 (例えばCcw&Csp) も積極的に活用しない手はありません。

ただ長期保有すればおkと説く事は自由ですが、先ず社長がやるべきは、その高っかい信託報酬の見直しでしょ。バンガードで普通にAdmiral Shareでポートフォリオ組めば0.15%程度では?資金管理と啓蒙活動以外にコスト不要なFoF運営で0.74%とは。。

真っ当に成長マネーとしての意思を自覚したお金がここから創出されなければ、非課税の恩典を与える意味はありません。
もはやイチャモン以外何物でもありませんが、御自身の会社はセカンダリ市場の派生商品を組み合わせ売っておいて意志や自覚も何もないでしょう。これはちょっと何言ってるのかよくわかりませんな。


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11/23/2014

「市場」ではなく「企業」を買う株式投資 (2)

私事ではW8BENを無事処理し、あぷるーぶどされて一息。一方世間といえば、みことのりを最後まで聞けないとか、なかなか躾がなってませんな。ま、それはいいとして、前回に続き。



第1章 「市場」は買えるのか (川北 英隆 京都大学大学院経営管理研究部教授)

第1節 株価に見る日本と欧米の格差拡大
第2節 PBR1倍割れが生じる背景
第3節 大企業の資本効率性の低下
(1) 大企業の付加価値生産性の低下
(2) 連結決算にみる日本企業の海外進出と成功
(3) 平均的な日本企業は資本コスト割れ
第4節 経済成長の低下が企業間の格差を拡大させる
第5節 日本の株式への投資のあり方
(1) 日本の「株式市場」の位置づけと評価
(2) 事例 ― 日本の株式市場への投資
第6節 おわりに


この章全体では、過去評価できる本と少し角度が違いますが概ね再確認的な印象。


【第5節 - (1) - b 日本株への投資 ― 市場平均への投資か選別した投資か】
1つは、日本の場合、長期の視点から評価して、資本コスト以上の利益を稼いでいない企業が多すぎること、このため平均的な利益率水準の企業では資本コストに届かないことである。
自分の場合、僅かながら投資していた東証2部銘柄も全て閉じてしまったので日本は日経先,オプのみで日本市場の特性に合わせて参加していますが (そういえばJPX日経400の先物が始まりましたね)、過去日本株も視野に入れていたので、調べては時価総額が大きい (指数に大きく影響する) 企業にアカン奴が多く居座っていた事など、思い出しますな。
2つに、市場平均すなわち市場ポートフォリオに投資することが効率的だという理論 (代表的にはCAPM) の前提を思い出さないといけない。情報の効率性、投資家行動の合理性と並び、企業が合理的な (資本コスト以上のリターンの得られそうな) 投資しか実行しないと想定されている。日本の場合、この企業行動に関する前提が成立していない。このため、投資理論が成立するという保証が無く、市場を模倣する投資 (現実の市場におけるインデックス運用) が望ましいという前提が崩れてしまっている。
少なくともWeb上で発信している識者と信者の大半はCAPMの前提を否定しています。確かに日本企業の合理的行動が例えば米国籍企業に比べて劣後している事はその通りで、それは素地が悪く投資家行動が合理的でないからと思わなくもない。

思うに機関は所詮「他人の金」を転がす上で、ベンチマークをトレースするなり、近似ポートフォリオでα狙ったフリをする事によって悪かった場合の結果について免責出来、且つ来年もリスクの上澄みを得れるワケで彼等の合理性なのかなと。

そして、金額の寄与率では雀の涙レベルかもしれませんが個人は、ブログ等拝見すれば、「コスト」。その対比が上にあるようなトレースモドキでお高いFeeのアクティブ・ファンドだったり、日計りトレードの手数料や確定益による税繰り延べ効果の放棄、それと運用にまでに掛ける時間コストのゼロ化が主な理由のようですので全くステージが違う気がしますね。


【第6節 おわりに】
もう1つのインデックス運用の問題は、プロシクリカル性の観点からである。市場全体の水準を評価せず、インデックスを正確に模倣することだけに注力するから、インデックスが上もしくは下に行き過ぎたとしても、それを修正する力が働かない。むしろ、過去の投資収益率に基づいてアセットクラスごとの構成比を定めるのなら、インデックスのトレンドを増幅させかねない。この点は、新規資金が流入する場合に特に留意すべきだろう。
これこそ短期的なαの供給であり、教授の様に市場を俯瞰し一石を投じる立ち位置にない場合、ありがたい利益の源泉といえる問題でしょうね。


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11/18/2014

「市場」ではなく「企業」を買う株式投資 (1)

今年読んだ中で最も異色な一冊。



編著者の川北教授ですが、TOPIXなどのインデックスに追随する手法を「アホやん」とハッキリ表明される漢です。(断片を書くと物凄い感じですが、リンク先を読んでもらえばごく普通の事を言っています)

はじめに

◇新たな株式投資 ― 脱市場・厳選投資

本書のテーマは「本来の株式投資」である。
株式から、その投資にふさわしい収益を着実に得るためには何が求められているのか。

~省略~

日本の平均的な株式に投資する方法、その代表としての東証株価指数 (TOPIX) や日経平均株価をそっくりまねるインデックス運用、上場投資信託 (ETF、exchange traded funds) は望ましくない ―

~以下省略~

投機本では腐るほどありそうですが、投資家目線でトラッカー・ファンドに楯突く感じに興味を持って、春だったか立ち読み即購入したんですね。折角今回2周目の再読なので、ちょっとブログに取り上げてみようかと連載っぽくエントリーに (1) なんて付けてみました。

と言う事で取り敢えず、次回に続く。予定。


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11/17/2014

振り分けを見直さねば

GDP年率換算-1.6%、壮大な社会実験は最後を見る事無く終了なんでしょうかね。いや、ポジティブガンマには大変ありがたい話で。

日本GDP、年率1.6%減で景気後退 7-9月期 予想外のマイナス | WSJ
7―9月期GDP、予想外のマイナス成長:識者はこうみる | Reuters

市場の予想って、↑でコメ書いている方々がやってんでしょ?もし株の予想屋でそんだけ驚いたり意外感があったりしたら、曲げ師呼ばわりされる気がしなくもないんですが。。。


さて、
重い腰を上げて年調書類整理をしつつ、下準備をしていてフト。

自分の場合、Comprehensive taxationでのDRiPをサポートする意味も含め、γθのドツキ合いやボラの仕入・販売に注力しています。向こう一年は遣り繰りで通年ライン内に済みそうですが、その先は不味い水準に。勿論、事業が傾けば大丈夫ですが、それはそれで問題です....


振り返れば、運用はETFだよね。から始まり、マトモな商品がないコクナイに幻滅した2010。

選びたい放題にあらゆる物を組み込んだものの、なんもかんも商品を利用したらFeeばかり喰って市場リスクに近づき、それはアップサイド限定で、一斉に来るダウンサイドのプロテクションは皆無に。とくれば、小型株以外はブルーチップで良いのではないか?に、気付いた2011。

事業と考えた時に片側に賭けている問題、いわゆる手法分散の重要性に気づきCcw&Cspを経て、建て時のネガティブキャリーを許容したオプ利用の拡大で、少しづつデッドラインに躙り寄り、今。


と、いうわけで一応真剣に考えねば。簡単に思いつく事は、
  • 株式・ETFをマネックス化 (但し、買えないものもある)

それかいっそ株式投資を止めて、
  • US以外の市場でdb x-trackersなどを使ってキャピタル化 (出来高は....)
  • DODやWMWなどのETNで代替 (ERが....)


うーん悩ましい。何れにせよ大きく動かさなければなりません。そういえば、暫くNGだった口座開設も解除されたようで。。奇しくもそこから移動しなきゃと考えているんですけどね。


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11/12/2014

VXTYN先物ローンチ

メール来ていたので覗いてみました。



何でもやる感じ、嫌いじゃないですね。

その根本になるインデックスの算定式は、

VXTYN=100 1 τ [2e rt i K put i *P i put K i put 2 + j K call j *P j caii K j call 2 - F K 0 -1 2 ]
だそうで。ふーん、見てみるもんですね。



今あって面白いのはJGBだったりするが.....


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11/10/2014

考えたらアタリマエ

3日にHalyard Healthが入庫され、端数はどうなるのかよくわかっていませんでしたが、KMB買付来の2011年から同様に再投資している形で反映していました。まぁ、首件の通りで。



今後どうなるのか、出来高伴う荒れた船出っぽい振る舞いが続いていますが、持ち分もしれていますし暫く保有してみるつもりです。 そういえばS&P Mid 400指数にも組み入れられたみたいですね。 (比率はかなり下位)

---------

ログインついでに漸くW-8BEN処理したけど、サインしてスキャナでpdfに戻してアカウント画面からアップロードで完了と超簡便になっていますね。今の時代って事で、コレマタ首件の通りですが。


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11/09/2014

小型株

決まった金を決まった日にぶっこむDCは、自由度が一切ない仕組みなので、超長期チャート信仰で何も考えず保有。スイッチング?なにそれオイシイの?とまぁ、一番楽っちゃラクの裏腹、ハイリスクな市場リスクで獲る思考停止ですね。どうせ採るなら小型株でバリュー寄せと決まっていますが、無いのでEXE-iと悲しいDC漂浪者の如く。というか相当な環境改善は評価しています。




当ブログの長期予定ポートフォリオのETFと、その長期予定評価額全体での割合にDCのFoFを分解混入。過去WisdomTreeのファンド、DEMとDGSを手放しているので新興国はペラペラな割合です。


いつになるのか、LOの分解EXITや手放す銘柄が出れば、改めてDGSを買うのもありかと。現値でのLOからRAIに振り分けられた残りで買えば、



まずまず悪くない配分。そう思いつつ商品以外の企業 (例えばNVOとか) の魅力がここからどんどんアップすれば、すっかり忘れて株式にBETしているんでしょうけど。


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11/06/2014

朝星の5は何の5


MorningstarのスターでホールドしているVBRが。



バリュー株反転攻勢元年になるのか?それより気になる事は、星は短期で相対的に良く見た時に多くもらえたりするんでしょうかね。


まぁ、都合の悪い長期で見れば惨澹たる有様でアリマス。DRiP付きで考慮するともう少し差が縮まると思いますが。そういえばVTVがGJされたぐらいなんで、じきVBRもGJされたりして。遅行ジャパンは兎も角、Vanguardにはグローバル・スモール・バリュー連動で商品を作って欲しいもんです (ラッセル以外で)


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11/04/2014

2014年10月末運用状況


ウソのような一か月。

►Performance

Since Sep 2010, the currency is JPY.
(Return is a net)
Reference axis
(Monthly Trends)
My portfolio
(Stocks,ETFs,Options,Funds,Cash)
 [VIX]
 16.31 → 14.03
 [S&P500]
 1972.29 → 2018.05
 [Russell2000]
 1101.68 → 1173.51
 [Rate 10 yr Treasury]
 2.51 → 2.34
 [USD/JPY]
 109.45 → 109.34
Monthly
Return
(Sep - Oct)
1.51%
Annualized
Return
Volatility
14.23% 13.87%


►Long-term position

[ Buying & Selling ]

None


[ Dividend ]

 Ticker  Dividend Amount  Payable Date  Note 
 BTI   @1.5891 Oct.03   
 KMB   @0.84 Oct.02   
 MO   @0.52 Oct.12   0.48 → 0.52 (8.33% increase)
 TRP   @0.XX (CAD @0.48) Oct.31 It is not yet reflected in the account
 SJR   @0.08185 (CAD @0.0917) Oct.31 


[ Voting ]

Coach , Kinder Morgan


►Short-term position

[ Buying & Selling ]
  
BTC  IWM 113 Oct.10'14 Call Short         
STO  IWM 110 Oct.24'14 Call Short  → BTC      
STO  IWM 107 Oct.31'14 Call Short  → BTC      
STO  IWM 115 Nov.14'14 Call Short         
STO  IWM 116 Nov.21'14 Call Short         
STO  IWM 116.5 Dec.05'14 Call Short         
STO  MAT 35 Oct.18'14 Call Short  → EXP      
STO  MAT 35 Jan.16'15 Call Short         
BTO  SPX 2040 Nov.07'14 Call Long  → STC      
STO  SPX 1970 Oct.24'14 Call Short  → BTC      
BTO  SPX 1800 Oct.24'14 Put Long  → STC      
BTO  SPX 1650 Oct.24'14 Put Long  → STC      
STC  VIX 25 Oct.24'14 Call Long         
STC  VIX 24 Oct.24'14 Call Long         
STC  VIX 23 Oct.24'14 Call Long         
STC  VIX 22 Oct.24'14 Call Long         
STC  VIX 21 Oct.24'14 Call Long         
STC  VIX 20 Oct.24'14 Call Long          
STC  VIX 19 Oct.24'14 Call Long          
BTO  VIX 30 Dec.17'14 Call Long  → STC       
BTO  VIX 13 Dec.17'14 Put Long          



現物の方、エネルギーセクターが結構投げられていますが、締めてみるとまぁまぁ。もともとボラタイルな動きのセクターなので無問題。スタトイル、割と酷いですけど。

シクリカル中型バリュー株のマテル (MAT) がマイナス圏、コーチ (COH) がヨコヨコですが、いずれ強気相場から評価買いされると妄想。あまり現物保有口座を見たり、評価額のチェックをしていないので気が付いてなかったのですが、ポートフォリオ古顔のアルトリア (MO) が年率換算リターンでトップ、損益105.4%と地味に驚き。


オプションは、鼻の下延ばしてガッチリ担がれ、そして再び担がれる予定。うーん、まいったね。


国内分。ブログのポジション的には、日本の月末火柱祭りは微かにDLS (WisdomTree Intl Sm Div) でオコボレ拾う感じ。今後は寿命が短い大相場と踏んで別腹で頑張って獲って行こうぐらいのスタンス。それより円債の反応が無茶苦茶な状態で、そこが当ブログの肝。消費税の行方と買い主体よりノイズのおセンチが負けと判れば、自分のポジションも閉じる必要がありそうです。


余談、
「おい、コレなんて仕手銘柄か知ってるか?」

「・・・・・す、すごく、・・・ニッケイニーニーゴです。」 (注:先物



さて11月。QE終了で俄然ホールドするだけの現物とETFは変わらず。オプションは、ざっくりとした相場観の誤りの修正から、ポジション調整が必要な月になる予感です。


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11/01/2014

毒食らわば皿まで


マネタイゼーションですが何か?こっちはGPIFと結託してお膳立てまでしてんねん。どーでもえぇからさっさと消費税を上げてんか。そんな感じですかね。芝居じみたアレなんだったのという事はまぁ良いとして。

年金運用、国内株を倍に 最大34%、損失の恐れも 厚労省認可 (産経ニュース)

厚生労働省は31日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の投資配分を定める資産構成割合(基本ポートフォリオ)見直しに関し、国内株式を現在の12%から倍増の25%に引き上げることを認可した。上下9%の変動を許容するため、最大では34%になる。GPIFは厚生年金と国民年金の資産約127兆円を市場運用しており、これまでより20兆円程度、国内株式に投資することが可能となる。

新たな資産構成は、国内債券35%(許容範囲上下10%)、国内株式25%(同9%)、外国株式25%(同8%)、外国債券15%(同4%)。外国株も増やしたため、債券と株式の割合が半々となる。

今までと変わらない需給と為替のセットとはいえ、更なる高ボラ環境が期待出来て、金融相場の熱湯 経由 予定通りのアイス・バケツ・チャレンジ (ゼロ成長下インフレ率上昇) 、そして締めはバケツリレー。そんな一幕がひょっとすると見れるかもしれませんね。

そうなるまでどう踊るか。コレ、なかなか思案のしどころです。


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